三十路楽しいふたり暮らし

都内の中小企業で働く新婚アラサー女会社員の日記です。

退職します。

人生3度目の無職になろうとしている。

本当は好きな仕事で身を立てたかったし、

そのために在職中何十社もエントリーしたし面接も受けた。

途中、ただ辞めたくて、とにかくやみくもに応募していた頃もあったけど。

それでも1社も決まることはなかった。

いまの会社に入った8年前は、契約社員だし、

4年働けたら万々歳ぐらいに思ってた。

まだ若くて、ここでもう少し経験を積んで、

28歳ぐらいでもっと大きい出版社に転職しようと。

まだこの時点でわたしに未来はあった。

 

28歳になったとき、業界の斜陽っぷりが激しくなっていた。

それでもずっと夢は変わらなかった。

だってそのために下積みで編プロの激務に耐えてきたんだから。

ここで諦めたらすべてが無駄になる。

 

だけど年々自分の夢に疑問をもつようになった。

最近雑誌読んでないな、とか。

買いたい雑誌ないな、とか。

デザインされたものが好きだし、おしゃれも好きだけど

結局そういう業界って給料低いし、激務だしな、とか。

大好きだったはずなのに、変わってしまった自分がいた。

何を見ても心に響かないし、わくわくもしない。

一瞬鬱なのかとも思ったけど、歳をとったんだなとわかった。

時代が変わって自分も変わった。

必要とされないものをつくるのが嫌になったし、

自分が必要としないものをつくっていると自覚しながら

だらだらクリエイティブな?ものづくりしているのが嫌になった。

 

紙が無理ならWEBか。

そう思った頃もあったけど、心に残るWEBの記事なんてなくて、

これも何か違うなと思った。

やりたいことが見つからないーー、なんかとんでもなく青い

新卒フリーランスみたいな考えにとりつかれてしまった。

生活するために働くのだから、仕事なんて何でもいい。

そう思うけど、それだったら新卒のときに

大手一般職の道を捨ててまで「やりがい」のある仕事を探して、

泥のように働いてきたこの10年間はいったいなんだったんだ。

 

仕事なんてなんでもいいよなって思う。

なんでもいいよなって思いながら、

かつてわたしが憧れていた、

おしゃれバリキャリ美人女性のインタビュー記事を読む。

30歳をテーマにした記事で、

そのひとは結婚は30を過ぎてからと推奨しつつ、

 

「年齢に怯えて結婚に逃げるのはやめた方がいい、

自立を前提とした自分のビジョンを持つことが大事」

 

と締めていた。

 

そりゃそうだ。

 

わたしだってそう思って、在職中に転職活動してたんだから。

でもできなかった。

受けても受けても受かんない。

だって会社員って、

「なりたいです!」って言ったひと全員がなれるわけじゃないから。

たまたま容姿がよかったり、たまたま人手不足だったりとかタイミングが必要で

かつ

何か採用する側にとってメリットになるものがなくちゃだめで

実際仕事ができてもできなくても、

面接で「なんか仕事できそー」感を出せるひとが圧勝なわけで。

そんな運を天に任せても、たまたまそれを享受できるだけの

魅力や能力にあふれた「あっち側」のひとに

そんな当たり前なこと、偉そうに言われたくないわ。

 

つまりそう。

はやくベーシックインカム導入してほしいってだけ。