三十路独女楽しいひとり暮らし

都内の中小企業で働くアラサー女会社員の日記です。

MEGの出産を知って思うこと。

高校生の頃、青文字系雑誌に出てくるmegというモデルが大好きだった。

顔もスタイルもファッションセンスも、

すべてが理想のようなひとで、彼女が手がける

mg closet(CAROLINA GLASERの前身)の服も欲しくて欲しくて仕方なかった。

彼女はモデルであり、歌手。

いや歌手なんだけど、片手間でモデルをやっているようなひとだった。

アルバム「room girl」は誰がなんと言おうと秀逸で、

岡ちゃんの曲はもちろん良かったけど、彼女自身がつくる曲がもっとも切なく、

月並みな表現だけど、若い等身大の女の子をよく唄ってくれていたと思う。

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大学の同じゼミの子がたまたま彼女のファンで、

一緒にラジオ収録やライブに出かけたこともあったな。

その頃の彼女は、ストリートから徐々に芸能界へシフトしていて、

わたしの知っている密かなmegではなく

ヤスタカプロデュースによるMEGとして大々的に売り出され、

みんなに知られれば知られるほどわたしの興味は失せていった。

 

そうそう、まだ美容雑誌の編集者だったころ、

当時の所属事務所のユニバーサルから間違いで

MEGの原稿が送られてきたこともあったっけ。

別になんてことない出来事だけど、嬉しかったのを覚えている。

 

わたしはファンだったのかもしれない。

ずっと、いまも。

だから暇になると時々検索してしまう。

それで彼女が出産したことを知った。

 

イギリス人のパートナーとの子どもだそうな。

色んなひとと噂があったけど、やっぱりそうきたかという感じ。

完璧な人生だ。

ハーフの子どもはきっと、かわいいんだろうな。

英国留学さえも、うらやましかったというのに。

あまりに出来すぎている。

 

それに引きかえ自分は。

大学卒業後ほとんど誰とも付き合うことなく、ブラック企業にのまれて、

転職を繰り返しても夢が叶うことはなくて、気付いたら三十路。

合コンも諦め結婚相談所で知り合った、

よく知りもしない他人にあてがってもらったひとと結婚する。

いいひとだけど、センスはまったく合わなくて。

きっとむかしのわたしを知るひとが彼を見たら

「どうしちゃったの?w」となるだろう。

 

かつてわたしが描いたのはmegのような生き方だった。

センスを仕事にして、世間に認められて、好きなひとと結婚して、海外で暮らす。

いいなぁ、気分は最高だろうなぁ。

 

なんで自分ばかり色んなことを諦めなきゃいけないんだろう。

第一志望の会社に入れないから第二志望、第三志望……。

いいとおもったひとに選ばれないから、自分でもいいと言ってくれるひとと……。

これは妥協じゃなくて、妥当なんだとわかっていても、

思い通りの人生になっているひとを見ると、

嫌なことを我慢して生きてきた自分は嫉妬することしかできない。