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三十路独女楽しいひとり暮らし

都内の中小企業で働くアラサー女会社員の日記です。

ホットポテト回してくんな。

親と子、教師と生徒、クライアントとホスト。

この世の立場というもの、一切は、力関係が固定されている。

負け組になりたい?

なりたくないよね。

 

嫌なものを嫌といえるひとは幸せだ。

嫌といっても、許される、明日も安心して生きていける。

 

だけどわたしはそうじゃなかった。

思ったことを素直にいえば、きっと生きてはこられなかった。

嫌だな、そう思ったときは我慢する。

それしか方法がなかった。

いえなかったからじゃない、弱かったからじゃない、

相手に変わってもらうことが無理だと知っているから。

コミュニケーションの一切を絶ちたいから。

心のなかでは笑っていた、蔑んで見ていた。

 

わたしの父親は暴力で支配するひと。

2日に1日は殴られ、蹴られていた。

女の子なのに、真冬@北国に下着1枚で外に出されたこともあった。

力いっぱい拳骨振り落とされて歯が抜けたこともあった。(乳歯でよかった!)

押入れに閉じ込められてガムテープで目張りされたこともあった。

ぜんぶ我慢した。

だって、怒っているひとをなだめる方法なんてある?

怒りたいのよ、無能だから。

きちんと言葉で説明できないのよ、正当な理由がないから。

 

小学校へあがると目が一重だから気持ちが悪い、にらんでいると

言いがかりをつけられてクラスの女の子からイジメを受けた。

過疎の小学校で6年間持ち上がり、そのうち2年生〜6年生まで

波はあったけど、ずっと無視と物を隠される嫌がらせが続いた。

主犯格は一人だったけど、その子が女子全員に指示していたから、みんなが敵に見えた。

無視くらい、平気じゃない?

今ならそう思えることも、家と小学校がすべてだった子どものわたしには

それは絶望としかいいようのない日々だった。世界は真っ暗だった。

主犯格の子はとてもかわいくて、フランス人形のような顔立ち。

ロシア人の血が混ざっているとかで、髪は茶色。

どんなに嫌な子でもやっぱり「かわいいなあ」と見とれることもあった。

その子は先生に取り入るのもうまくて、わたしが教室で読書をしていると

「◯ちゃーん、一緒に縄跳びしよーよー\(^▽^)/」と

わざわざ外から声を張り上げて誘ってきたりもした。

わたしはそのとき彼女が自分を仲間はずれにすることについて訴えていたけれど、

担任は信じるどころか、わたしの声が小さいのが原因だとか、

自分から誘わないのが悪いといった。

そしてナイスタイミングで↑こんな演技をしてくれる。

担任はそら見たことか! と言わんばかりの表情。

一応校庭に下りていったものの、結局、やっぱり無視された。

大縄飛びをしていたけれど、入れてもらえなかった。

目の前で話しかけて無視されたの。声が聞こえない、じゃないでしょ。

 

中学ではイジメから解放されたものの、今度は数学の担任から嫌がらせを受けた。

教室で堂々とスカートの中を盗撮されたり、全校生徒の前で

「一人だけ礼のスピードが遅い! ◯◯やり直し!」と罵られた。

なんで、わたしだけ?

 

いつもいつも思っていた、なんでわたしだけ?

という謎が解明されないまま大人になり、またここ数年で

この現象が再燃している。

 

そしてこういうのを「ホットポテト理論」というらしい。

 

話したこともない社内の人から嫌われているとか、初対面の仕事相手から

わたしの気に入らない点を箇条書きにした長文メールを送られたり、

電話口で態度が悪いと罵声を浴びせられ(←相手方の聞き違い)たり色々。

 

最近あったのは連載企画の一方的な終了。

毎回毎回原稿がギリギリなライターに

「◯◯さんからの感想や意見がないのでモチベーションがあがらない」などという

明らかに嘘とわかる理由で降りたいと言われた。

わたしの本音はこうだ。

「まずは『毎回遅れて申し訳ございません』だろ。

それにお前は作家じゃない、ライターだ。

感想? 取材先選定のメールすら無視する

お前になぜ一々感想を送る必要がある?

やることやってから他人を批判しろ」

 

でも、こんなこと一切メールに書かなかった。

たったひとこと「承知しました」とした。

悩んでそうなったけど、それが正しかったのかはいまもよくわからない。