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三十路独女楽しいひとり暮らし

都内の中小企業で働くアラサー女会社員の日記です。

アラサーおばさんがいまの就活に思うこと。

仕事のこと

「新卒フリーランス」の記事がボーボー燃えていますね。自分が新卒の頃も、たぶんいまとそんなに変わらない状況だった気がしますが、こうも堂々フリーランスになります宣言するひとは少なかったように思います。当時はひろゆきとかホリエモンみたいなのが流行ってたから、しれっと起業するほうがカッコイイ感はあったかな。いまみたいにSNS盛んじゃなかったですしね。個人がメディアになる時代になって、階層があるようでないような世の中で、就活という現実に直面したとき、初めてこの社会のしがらみを知るのでしょう。ESにSPI、GDに集団面接、役員面接、社長面接……。ひとによってはOBOG訪問やインターンまで。ほんっと、いま大企業で働いている新卒組の正社員はスゴイと思います! 尊敬します。

 

人は見た目が9割』とはよく言ったもので、最初の篩(ふるい)はだいたい大学名(企業によっては高校名まで)とESの内容でしょうか。そうなると新卒フリーランスの彼みたいな、あまり偏差値の高くない、ややオーバーな言い方をするとFランの学生はなかなか難しいんだろうと思います。運良く面接に進んでも、そういう色眼鏡ってなかなか外れないし、面接官からしたら「バカが頑張って喋ってる」感じになりますしね。あとSPIとかって足切りとはいえどやっぱり基礎学力だから勝ち目もないし、面接で「学生時代に頑張ったこと」を聞かれても、都内の有名大学に通ってる学生みたいな「JICAでボランティアしてました」みたいなことって絞っても出てこない。たぶんそんだけ意識高かったら、もっと偏差値の高い大学に入っているわけで。つまり、そういう環境に身を置くという判断自体がもう先が見えているということです。

私のいる世界→追記の記事2つあります - ひきこもり女子いろいろえっち

これはDQNと非DQNの世界だからまたちょっと違うけど、階層がスライドするだけで近いものがあるでしょう。

 

彼の気持ち、すべてわかるとは言い切れないですけど、同じFラン出身者からしたら、一部共有できる感情もあります。受ける先々で高学歴に圧倒されて、しんどいですよね。ちなみにわたしは当時、18社受けて2社内定でしたが、どちらも中小起業でした。そんでもって自分が選んだのはブラック(だった、結果的に)。秋採用で決まったので、いまの時期の状況はNNTでまったく同じでしょう。6月に最終面接ということは、彼は結構名の知れた大手かベンチャーでも受けてたんでしょうかね。ブラック中小でも良ければ、絶対どこかしら入れると思いますけど、たぶん嫌なんでしょう。それは賢明な考えかもしれませんが。あれだけ千葉愛があるなら地元企業とか受ければ良いと思いますけど。プライドが邪魔しているのでしょうかね。もしくは、就活で人生一発逆転を狙っていたんでしょうか。もしそうだとしたら、、、すごく、、、似てる。わたしの場合、ちょっと微妙なラインのFラン大学なので、大手の学歴フィルターではねられることは少なかったのですが、総合職としては戦力外なのでESは通ってもその先はありませんでした。というか意識低い系の学生だったので面接で喋ることがなくて恥をかくことばかりでした。3年の頃は本当に行きたいと思う企業だけをのらりくらり受けていたのが、だんだんとなりふり構ってられなくなって、そんなに行きたくもない企業を受け始めるんですよね。このときわたし、大人の階段のぼったなって思いました。そろそろ妥協が必要だと。気持ちは29歳フリーター、下北沢のバンドマン、夢はメジャーデビューだったのに。だけどわたしの場合は幸か不幸か、ギリギリのところで踏みとどまった?(内定した)ので、事務職にいくことは免れました。そして夢だった道に進むわけですが、結局、この年齢になってもこっそり就活とかしちゃうわけです。

 

いろいろ書きましたが、飛べない場所には飛べないし、ない袖は振れないということです。むりなことや向かないことって、たぶんそう長く続かない。なんですかね、偏差値50くらいのひとが最も厄介なのではと思います。わたしの母校の高校は当時偏差値55ぐらいだったようですけど、ど田舎なので下はだいたい45〜上は75のひとまでいたと思われます。わたしの男友だちが京大で自分がFランなのでたぶんですけど。でですね、そういう環境にいると、自分も頑張れば……と勘違いしてくるんですよね。本来、都市部に住んでいたら階層が違うと思うんです、わたしたち。田舎あるあるです。逆に新卒フリーランスの彼みたいに、実力よりも下の高校に行ったがゆえの勘違いもあると思うんですよね。たぶんわたしの高校時代と真逆の事態でしょう。それが就活という現実で正しい位置に引き戻されたんだけど、納得できないから止めるーー。言いぶんはいろいろあると思います。やりたくないことをしたくない、これ真理だと思います。わたしもそう思ってここまできたので。だから転職を繰り返す人生になってます。

 

ところで新卒フリーランスの彼のプロフィールをみると、高校時代に勉強頑張ったって書いてましたけど、たぶんその学校で頑張らなければ1位になれない時点で結構危ういですね。まるで自分のようです。プロブロガーと呼ばれる、イケダハヤトさんもトイアンナさんも早慶ですよね。たぶん、勉強得意だったんじゃないですかね。こう書くとバカは夢をみるな、という風にとられかねませんが、そうじゃないんです。むしろ問題はそっち側、プロブロガーあるいは著名フリーランサーにあるんじゃないでしょうか。想像力の欠如。勉強が苦手、努力してもできない、ってどういう状態か知らないんじゃないかなぁ、感覚として。搭載されているCPUが違うんですよ! やれば誰でもできると思っているひと、努力が足りないと指摘するひとがどうも多数いるみたいなので知ってほしいです。わたしは身内に知的障がいの人間が何人かいるので、遺伝的にもしかしたら限りなくボーダーに近いのかもしれないと心のどこかで思いながら生きてきました。高校生の頃、数学の授業の解説にまわりが「あ〜。なるほど〜!」と盛り上がるなか、一人理解できず取り残されたあの日。読めない漢字がある章の音読をあてられるのが怖くて、前もって順番確認して必死で国語辞典引きまくったあの日。定期考査のたびに徹夜してたくせに、総仕上げのセンター結果をみた担任に「出願できる(国立)大学がない」と言われたあの日。やってできないなら未来はあっても、やってもできないって……格好悪いを通り越して「あれー、なんか脳の障害かなぁ」となってくるわけです。

 

きわどい話をしてしまいましたが、でもでも新卒フリーランス。そう考えたなら良いじゃないですか! わたしはもがいている彼の心のうちをみて、萌芽をみるような、「おうおう、頑張れよ」という気分になりました。自分でこうだと決めた道を歩むって、こんな恵まれた時代だからできることだと思います。それに、これを言っちゃあおしまいですが、フリーのライターなんてピンキリで、ジリ貧でもOKなら別に誰でもなれるし生計立ちますよ。たまに、ああこのひと運だけだな〜ってひともいますしね。メディアに出るレベルのひとでもね。そうそう、この運ってやつが不思議で、こいつが味方すれば案外怖いものなしだと思います。

 

なんだかまとまりのない文になってしまいましたが眠くなったので、この辺でおばさんはドロンしますね。←

 

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